久保 （２０３３年度）

１年の夏からベンチ入りを果たすが、すべてワンポイントでの起用。秋では少し長い回を任せられるようになったが、地区大会や春の甲子園などより高いレベルでの登板はナシ。２年目の夏は３回戦までの３試合で先発。初戦に２失点しただけで、あとは０に抑えている。甲子園では３回戦以外は全て先発。失点したのは２回戦だけで思っていた以上に好投。秋からは後ろにまわり、ロングリリーフや抑えとしてチームを支えた。スカウト評価が上がりきっていたので、３年の夏の予選ではほとんど出番がなく、甲子園では初戦にワンポイントで、準決勝、決勝では最後の１イニングを投げるだけだった。それでも投球回数は７７2/3回を投げており、防御率は0.35とこれまでプロ入りした選手の中で最高の数字。

辻川 （２０３２年度）

１年の秋から中継ぎとして３試合に登板。２年の夏の予選でもほとんどがワンポイント的な役割ながら全試合で投げ、信頼度をあげていく。その甲斐もあり甲子園では初戦に先発、しかしまだ長い回をなげるだけのスタミナはなく４回途中で降板。２戦目も先発、このときはスイスイと投げられたのか、７回途中まで投げることができた。しかし、準々決勝に先発したときは３回途中で２失点と、やはりまだまだ力不足。秋の大会では４試合のうち３試合に先発。いずれも５回そこそこしか投げていないが、無失点に抑え、春の甲子園出場を決めた。甲子園では２回戦に救援として登板。延長までもつれサヨナラ負けをくらった。３年の夏はスカウト評価もじゅうぶんあがったので準決勝に先発したのみ。６回を１四球２奪三振でヒットすら打たせなかった。甲子園では２回戦に５回途中から救援登板すると、最後まで投げきる見事なロングリリーフをみせ、決勝戦では９回２死から登板、以前に自身が決勝点を与え敗戦したこともあったが、この試合では無失点に抑え、サヨナラ勝利で甲子園初制覇。

新井 （２０３１年度）

１年の秋から中継ぎで登板。２年の予選では２試合、甲子園でも２試合に登板したが、いずれも中継ぎで、あまり長くは投げさせてもらえていなかった。秋にようやく先発し、初戦は８回途中を１失点、２戦目は７回途中まで無失点と好投。地区大会では中継ぎで登板している。３年の夏は予選で全て先発。３回戦で無失点に抑えたが、それ以外では失点するも、先発として最低限の役割を果たしている。甲子園では下級生が先発したため後ろにまわり、２試合で７イニングスを無失点に抑えた。３回戦では再び先発のマウンドに立ち、７回を１失点と好投。しかし準々決勝では救援で３回途中から登板、６回に被弾すると、７回、８回と立て続けに失点しチームは敗れた。

矢吹 （２０３０年度）

１年の夏からベンチ入りするも、夏は甲子園も含めてわずか３試合に登板したのみだった。秋の大会では一発を浴びたものの４イニングとロングリリーフにも対応。２年の夏は初戦で先発し６回途中まで１失点とゲームを作った。以降は３試合で中継ぎ登板し無失点に抑えている。甲子園では敗退した準々決勝で１イニング、秋も３試合で中継ぎ登板しいずれも無失点とリリーフでの登板はほぼ完璧に役割をこなしている。まだスカウト評価がじゅうぶんじゃなかったこともあり、３年の夏の３回戦までの２試合で先発。以降は中継ぎで登板したが、決勝戦では９回に勝ち越し弾を打たれ、あわや予選敗退の危機を招いた。甲子園では初戦でロングリリーフし無失点に抑えたが、２回戦では失点を許し、チームは延長の末、敗れた。

和田 （２０３０年度）

１年の夏からベンチ入りし予選では全試合に登板、ほとんどがワンポイントだが無失点に抑えている。秋の大会では先発し４回を１失点に抑えたが、チームは初戦敗退。２年の夏は２回戦で先発、２試合で中継ぎで登板し、予選では無失点。甲子園では初戦に先発し、７回途中まで１失点と好投、しかし３回戦では３回３失点と早い回で降板させられた。秋の大会は２戦目で先発し５回無失点、地区大会でも先発したが同点に追いつかれたこともあり４回を投げたところで降板。３年の夏は準々決勝から先発を任され、準決勝までは無難にまとめたが、決勝ではエラーもからんだとはいえ初回に満塁弾を浴び、中盤でも満塁のピンチを招いて失点するなど安定性を欠いた。甲子園では２回戦の最終回に登板するも救援に失敗し、逆転を許す。それでも味方が追いつき延長戦に突入したが、サヨナラホームランを打たれ夏が終わった。