清水 （２０１７年度）

１年目の夏はベンチ入りを果たせなかったが、秋では先発を任せ、２試合でそれぞれ６イニング以上を投げきり無失点と好投。しかし２年の夏は同学年の豊福のほうが調子が良かったこともあり中継ぎにまわり、出番がほとんどないまま終わった。３年が引退した秋では再び先発にまわり、初の地区大会突破に貢献。そして３年の夏は下級生が先発をすることもあり、後ろに回り、ほとんどの試合に登板、相手の反撃を許さず、甲子園出場を決める。甲子園では準決勝までの４試合中、３試合に先発。２１イニングを２失点と失点を最小限に抑えてくれたが、決勝では７回途中までに４失点と、初の甲子園制覇にあと一歩及ばなかった。通算防御率１．０７はこれまでプロ入りした選手の中では一番良い数字。

中根 （２０１６年度）

同期が乱調持ちだったため、１年目の夏からワンポイントで起用するなど登板機会に恵まれていた。２年目の夏では準決勝までの５試合で先発。１試合だけ３失点したが、それ以外は無失点に抑える活躍をみせる。秋からは先発の座を下級生に譲り抑えに回るが、地区大会では温存させるわけにもいかないので、先発させる。しかし、序盤から打ち込まれノックアウト。チーム初のコールド負けを味わうとともに、スロースターターがついてしまった。３年の夏は先発が５回ほどまでしかもたないこともあり、準決勝では３回、決勝では４回以上のロングリリーフをするなど全試合に登板、無失点に抑えた。甲子園でも初戦は３回を無失点に抑えたが、２回戦では決勝点となる失点を許してしまった。

宮本 （２０１５年度）

１年目の夏からワンポイントで起用し、秋から先発を任せ、しっかり役割を果たす。２年の夏も先発で起用するが、登板した試合全てで失点するなど、まだまだ実力不足な感じだった。しかし、秋の大会では長いイニングを１人で投げ、手薄な投手陣の負担を軽減。３年の夏からは先発の座を下級生に譲り、後ろに回る。ただ、甲子園をかけた決勝戦からは先発に復帰。この試合を無失点に抑えると、甲子園での初戦も点を与えなかった。しかし、３回戦ではバテもあり、５回途中で降板。準々決勝では７回まで投げたが、５失点と打ち込まれ夏が終わった。甲子園３試合での防御率は４．５８。通算投球回数８５はこれまでの投手の中で最長。

相田 （２０１４年度）

２年生の夏は主に先発で起用するも、中継ぎ陣が充実していたこともあり、失点すると早い回で交代することが多かった。秋からは１年生投手が先発するようになったので後ろへまわる。以降は失点することがほとんどなく、投球回数はわずかに３２ながら、ドラフトで指名されることとなった。

矢島 （２０１３年度）

入部した当初からコントロールが高かったこともあり、１年目からベンチ入り。２年目はほぼ先発を任せ、対ピンチがつくほど打ち込まれたこともあったが、特訓で習得したジャイロを武器に夏は決勝、秋は地区大会へとチームを導いた。３年からは抑えにまわるが、夏の決勝は先発で起用。格上の相手に６回２失点とゲームを作るが、甲子園への出場はならなかった。