山口 （２０５３年度）

能力的には平凡レベルだったので１年の秋も控えだったが、地区大会２回戦で途中出場。このときはヒットは打てなかったが、春の甲子園では初戦で代打出場し２点タイムリー、決勝ではチームを勝利に導くサヨナラホームランと最高の結果を残す。２年になっても代打要員だったが、２回戦で同点犠飛、３回戦でタイムリーと勝負強さを発揮。秋からようやくレギュラーとなり、地区大会初戦では格上のチーム相手に勝利を決定付ける３ラン。春の甲子園では初戦から２試合連続犠飛、準々決勝もタイムリーと活躍。しかし準決勝では無安打、決勝は１安打放つもチームは敗退、準優勝に終わる。

３年の夏も６番に入り、初戦は２安打２四球だったが、２回戦では１四球の無安打。しかし３回戦、準決勝とソロを放つと、準決勝ではタイムリー１本と満塁弾、決勝では３ランと４試合連続本塁打を記録。予選は驚異的ともいえる打率６割、４本塁打、１０打点と文句のつけようのない活躍。甲子園でも２回戦と準々決勝でソロを放つが、準決勝、決勝と無安打に終わる。それでもチームは勝ち続け、甲子園制覇。打率、本塁打、打点は同期の中で２番目に高い数字。